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CFW 解説 

独自の機能を持つ CFW についての機能や概要について解説をします。




Custom Firm Ware(カスタムファームウエア)とは 公式FW に独自の機能を付け加えた 非公式の FW です。
公式 FW をもとにしているため PSP のインターフェースは基本的に公式 FW と同じで CFW をPSPにインストールすると以下の機能が追加されます。

- メモリースティックにバックアップしたゲームソフトを起動することができる
- 自作アプリの起動(エミュレータやツールなど)
- プラグインが使用可能(スクリーンショット、チートの使用等)
- PS1ゲームをPSPでプレイができる
- リカバリーモードを搭載
- その他

このような機能を使用できるようになるのが CFW なのですがインストール方法や現在リリースされている CFW について解説していきたいと思います。

CFW のインストールについて:

この CFW をインストールするには CFW インストーラーを動作させる必要があります。
以前 では FW 1.50 でなければインストーラーが動作しないように対策されていたため PSP を FW 1.50 にダウングレードして CFW をインストールという手法が主流でありましたが「パンドラバッテリー」の登場によりバージョン関係なく CFW をインストールすることが可能になりました。

これにより ダウングレードは使われなくなりました。
また このパンドラバッテリーで PSP-2000 でも公式 FW から直接 CFW を導入することも可能になりました。

※パンドラバッテリーについては Pandora's Battery 解説 を参照

それまでは パンドラバッテリーを使えば どんなPSPでも CFW がインストールできたのですがパンドラバッテリーを使用できないように対策された PSP-2000 の対策基板 TA-088 v3 では CFW を導入する手段がなくなってしまいました。
しかも この TA-088 v3 はハードウェアレベル(物理的に)で対策されており CFW がインストールできても CFW を動作させるための カスタム IPL を読み込まないように対策されているため PSP が brick(壊れる) します。

※対策基板の判別方法は PSP-2000 対策基板判別方法 を参照

IPL とは?

PSPを起動した際に一番最初に起動するプログラムであり FW を読み込んで PSP を起動する働きがあります。
CFW ではこの IPL に FW と CFW の機能を持ったモジュールも読み込ませるため IPL を改良していますが 対策された TA-088 v3 基板では 改良した IPL(カスタム IPL)を読み込まないため PSP が起動しません。

そのため 対策された PSP-2000(TA-088 v3 基板)や PSP-3000 では CFW をインストールすることができません。
しかし 公式 FW 5.03 に存在する TIFF 画像の脆弱性を利用することにより 対策された PSP-2000 や PSP-3000 でも自作アプリが起動できるようになる HEN がリリースされました。

脆弱性(別名:exploit)とは?

これはシステムに存在するセキュリティーホールを利用して 任意のコードを動作させることができてしまう問題点のことを指します。
しかし 逆に脆弱性を利用することによって 自作アプリが起動できないように制限されているものを解除するプログラムを動作させることができます。
これにより 自作アプリが起動できるようにすることが可能です。

また HEN を利用することによって CFWEnabler や 5.03 GEN-C for HEN を使えば CFW の機能を使うことができます。
これにより 対策された PSP-2000 や PSP-3000 でも ISO起動などの CFW の機能が使用できます。

ただし FW 5.03 よりバージョンが高い場合は対策されているため HEN を動作させることができません。

対策基板についての概要をまとめたものは以下の通りです。



[ CFW のインストールについての要点 ]

- PSP-1000, 対策前の PSP-2000 であれば CFW をインストールすることが可能
- 対策されている TA-088 v3 基板以降の PSP-2000, PSP-3000 では CFW をインストールすることができない
- 対策されている TA-088 v3 基板以降の PSP-2000, PSP-3000 が FW 5.03 以下であれば HEN を動作させることが可能
- HEN を動作させて CFWEnabler, 5.03 GEN for HEN を使えば CFW の機能を使用することができる

現在リリースされている CFW について:

現在では 主に Dark_AleX氏(Team M33)が開発している「M33」系と GEN Team が Dark_AleX 氏の CFW を元にして開発している「GEN」系の CFW があります。

M33系:
最新バージョンは FW 5.00 に対応した 5.00 M33-6 で基本的な CFW の機能を搭載している安定性が最も高い CFW です。

主な特徴
- FW 5.00 をベースにしている
- メモリースティックから ISO を起動 することができる
- 自作アプリの起動(エミュレータやツールなど)
- プラグインが使用可能(スクリーンショット、チートの使用等)
- PS1ゲームをPSPでプレイができる
- Vsh Menu 機能を搭載
- リカバリーモード を搭載
- メモリースティック読み込み速度高速化機能 MS Speed up を搭載 

GEN系:
最新バージョンは FW 5.50 に対応した 5.50 GEN-D3 でDark_AleX 氏の CFW 5.00 M33-6 を元にして機能を拡張した CFW です。
現在主流の CFW で FW 5.55 以上を要求する UMD がパッチ無しで起動できるようになる機能を持っており 他にもオプション機能が追加されています。

主な特徴
- FW 5.50 をベースにしている
- メモリースティックから ISO を起動 することができる
- 自作アプリの起動(エミュレータやツールなど)
- プラグインが使用可能(スクリーンショット、チートの使用等)
- PS1ゲームをPSPでプレイができる
- Vsh Menu 機能を搭載
- リカバリーモード を搭載
- FW 5.55 以上を要求する UMD や ISO をパッチ無しで起動できる機能
- パンドラバッテリーを作成, ノーマル化する機能を搭載
- ISO のメモリースティックアクセス速度高速化機能 ISO SPeed MS loading を実装






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